俺様のカゴの中
家族がいると、会社でも俺は頑張れる。



バリバリ仕事して養っていく。



「社長!!そこまで口を出されると私たちの仕事がなくなってしまいますから!!」

「あぁ、そうか…。じゃあ後は任せる」

「いい加減頼ってくださいよ」

「ははっ、悪い癖だ」



細かい指示はもういらないと。



俺のやり方について来てくれる会社のヤツら。



安心して任せられる仕事。



楽しい人生だな…。



「雷君、式の招待状。頼んだよ、スピーチ」

「ありきたりなことでいいよな?」

「いいよ。だって雷君口下手だし」

「多少深見との馴れ初め教えろよ?」

「まぁ俺が雷君に妬いたってことだよね。それが自分の気持ちに気づいたきっかけ?」



はい…?



意味がわからねぇ。



なんで俺と深見に妬くわけ?



「好きだったじゃん、雷君のこと」

「はぁ!?」

「まぁ深見だからそんな素振り見せなかっただろうけど。でももう俺のだから雷君に独占はさせないの」

「大丈夫だ、深見まで背負ったら手に余る」

「はははっ!!雷君ちのお姫様がやんちゃだからな~」



やんちゃね~…。



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