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「ふぅーっ、疲れたっ。」


「はぁー…ちょっと遊びすぎた…」


「いいじゃないたまには、涼君運動不足よ。」


「藍希もね。」




コンクリートの上に2人で寝転がり、真っ青な空を眺める。




「……綺麗な空…」


「そうだね…」



まるであの日みたいだ――――


思ったけど、口には出さなかった。




「…あっ、そうだ…」



ふいに、藍希が思い出したように起き上がり…





「…えいっ!!」



「…………?!!」



俺の上に乗っかってきた。



「ちょっ、藍希っ!何やってんだっ?!」


「えへへ、仕返し。」


「っ、おいッ…」



急いで藍希をどかし、起き上がった。



「っ…、何やってんだよお前……」


「ふふふ、ねぇ涼君、デートしようよ!」
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