「涼君……涼君家は怒られないの…?」


「大丈夫。俺ん家俺しかいないから。」


「そーなんだ…大変だね、ご飯作りに行ってあげようか?」


「うん、作ってよ。一緒に住まない?」



冗談めかして言ったけど、




8割本気。


「もうちょっと大っきくなったら、涼君家に一緒に住む!!」


「…そうだね。」



観覧車がてっぺんに近づく…。




「藍希……」


「ん…?」



「…したい…」


「え…?」








キス…したい…………
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