恋口の切りかた
「本当かい! そいつは大したもんだねェ」
「……この鬼之介が突き止めた」
「ほォ、さすがは巷で評判のカラクリ発明家ってトコだな。やっぱりアンタ、芝居小屋の仕掛けも作ってみねェかい?」
そんなことを言う女形に奇妙な生き物を見るかのような視線を送って、「ううむ、まだ信じられん。本当にあの鈴乃森与一がヤクザの親分だったとは……」と鬼之介がうなり、
「それで、だ」と円士郎が言った。
「俺に一つ考えがある」
「……この鬼之介が突き止めた」
「ほォ、さすがは巷で評判のカラクリ発明家ってトコだな。やっぱりアンタ、芝居小屋の仕掛けも作ってみねェかい?」
そんなことを言う女形に奇妙な生き物を見るかのような視線を送って、「ううむ、まだ信じられん。本当にあの鈴乃森与一がヤクザの親分だったとは……」と鬼之介がうなり、
「それで、だ」と円士郎が言った。
「俺に一つ考えがある」