恋口の切りかた
闇の中に落ちた時、私を照らしてくれたこの光に、

私はどうしようもなく惹かれた。


でも──今はあなたのその真っ直ぐな強さが怖いよ、エン。


死に向かおうとするそんなあなたを、どうやったらつなぎ止められるのか……

私につなぎ止められるのか……


わからなくなってしまう。

不安になる。




冬馬が、頼みますと呟いて

円士郎が夜叉之助に向き直った。
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