【短】涙が出るほど好きだった



___



放課後。


いつものよう待ち合わせ場所へ行く。


でもいくらまっても奏クンは来ない。


これ以上待っていられなくて

迎えに行く事にした。





教室の前に着く。





「そーくん……。」




「え?柚姫?」





びっくりしたように目を見開く

こなかったら迎えに来るなんていつものことなのに。



でもその理由はすぐにわかった。




また…あの人。




「ええっと…柚姫。俺、香織と美化委員なんだよね、だからしばらく一緒にかえれそーにないや…。」



あたしが呆然とすると気づいたように香織さんはにやっと笑って



「ごめんね♪」


といった。


女って恐い。


この人完璧にあたしから奏くんをとるつもりだ。





「…分かった。」





言い返してやろうと思ったけど

奏くんに迷惑をかけるのがいやだったからやめた。










< 15 / 51 >

この作品をシェア

pagetop