キラめく堕天使
青白い三つの月にかろうじて照らされた谷底には、うねうねとうねった小川があった。
谷にこだまするのか、川音が異様に大きい。
思っていると、近づくにつれて、川は小川どころじゃなく、濁流を抱く大河なのが分かってきた。
水面すれすれのところで、アメシスは急ブレーキをかけるように飛んだ。
しかし、オレが重過ぎるらしく、落下速度を和らげらはしたものの、水の中に一緒に落ちてしまった。
水の中に、身体が沈んでいく。
オレはかなづちではない。
沈んだ身体はやがて水面へ向かって浮上してゆくことを体が知っている。
もがかず、じっとしていた。
すぐに、身体は沈み込むのを止めて、浮力を受け、浮き始めた。
じゃばっと顔を出す。
身体は変わっても、身に付いていた技は失わなかったらしい。
それとも、このフィックスも泳げるのか。
オレは水面を漂いながら、辺りを見回した。
あった。