キラめく堕天使
何が起こったのか、アルフェが気付いたときには、オレは彼女から離れて、
「滅」
はっきりと、石に命令を下していた。
アルフェが、引き裂かれるような悲鳴をあげる。
攻撃用の石、ガーネットを、口の中に押し込ませてもらったのだ。
オレは急いでアメシスに向かうと、手のひらに、ヒーリング用のアメジストを取り出した。
そのハズが、今度は赤い塊が手のひらにあった。
欲しい方じゃないほうが出てくるのがお約束になっているらしい。
オレは苦笑して、更に紫の塊を願った。
また、赤い塊、だ。
ちっ。
けれど、もうこれ以上ガーネットが出てくることはない。
持ってないのだから。
オレは更に紫を念じた。
持っているだけ取りだして、アメシスの傷に手をかざした。