キラめく堕天使

ジュランの持っていたものは鳩の血色という最高級品のルビーだった。

ゆえに、ジュランは大きな力を持ち、同時に巨大な力をその石に与えていたのだ。

その石を手に入れるというコトは、その力を手に入れるということ。

「もう、やめたほうがいいよ」

 オレは呟いた。

 オレの中のフィックスは、息耐えてしまった。

それが、わかる。

けれど、彼はオレに、記憶を残していった。

「何ですって!?」

「君の身には余る力のハズだ。

そんな力を持ち続けられると思うのか?」

 アメシスは、けほっとせきをした。

「持ち続けられるかどうかは、あなたが決めることじゃない」

「でも、君が決められることでもない」

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