荊姫~第二章~
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「……起きねぇな」

「……そうですね」

「………ユキ」

宿に着いた裂たちは

寝ているユキをベッドに入れたあと

軽く食事を取り

また戻ってきたのだが

ユキの目が覚めておらず

現在に至る

外は薄暗くなっていた

「よく寝るなぁ、コイツ…寝てから……何時間たった?」

「……約三時間…」

裂は紫恩を見ずに言った

その声は少し沈んでいた
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