荊姫~第二章~
「………」

「っご、ごめんなさいっ!!私です!!」

ユキは男の無言の圧力に耐えられなくなり

勢いよく立ち上がった

「お前はっ」

「も、森を歩いていたら……歌声がき、聞こえてきて……それで……あの……」

ユキは

たじたじになりながらも理由を説明していたが

男はユキを見て驚いたあと

憎しみのこもった目でユキを見た
< 88 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop