グリンダムの王族
「じゃ、ファラントから戻ってきたら、、、ってことで」

カインが囁いた。リズは何も言えずにカインを見ている。

「、、、分かった?」

カインの言葉に、リズは操られるようにこっくりと頷いた。
頷きつつ、内心は激しく動揺していた。

カインはリズが頷いたのを確認すると、ふっと微笑みを浮かべて再び彼女を抱き寄せた。

カインの腕の中で、リズの胸の鼓動は速くなるばかりだった。

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