グリンダムの王族
やがてアーノルドは限界を感じ、「少し酔ったようだから、風にあたってくる」と言って席を立った。
そしてテラスから外へ出る。裏庭は綺麗に手入れされている。
そこで散歩をしつつ時間をつぶすことにした。
しばらくブラブラ歩いていると、ふと渡り廊下が目に入った。
向こうから侍女らしき少女が歩いてくるのが見える。
手に籠を抱えている。
アーノルドは渡り廊下の柱にもたれかかりつつ、その少女を観察した。
少女は自分の歩く先に人が居るのに気づき、足を止めた。
アーノルドはぼんやりとその姿を眺めていた。
亜麻色のお下げ髪。
それと同じ色の大きな瞳。そして白い肌。
彼女は男心をくすぐるのに充分なほど魅力的だった。
「やぁ」
アーノルドが声をかける。
少女は目を丸くして、「こんばんは、、、」と挨拶をした。
手に持っている籠を抱く手に力が入っているのが分かる。
警戒しているらしい。
「俺はコリスタン地方の王族で、アーノルドという、、、知っているか?」
まず身分を明かす。少女は驚いたような顔をして、「ど、どうも初めまして、、、リズと申します」と挨拶をした。
王族に対してわざわざ名前を名乗る侍女にアーノルドは少し笑った。
そして彼女に近寄る。
リズは近寄ってくるアーノルドを見てはいるが、動けずに固まっていた。
アーノルドの手がリズの腕を掴んで引き寄せた。
リズは驚いて小さな悲鳴をあげた。その拍子に手の籠を落としてしまう。
籠からはパンが転がり出てきた。
「退屈していたんだ。
少し相手をしてもらえるかな」
そう言いながらアーノルドはリズの腰を抱き寄せる。
リズは慌てて体をよじって逃げようとしながら、「やめてください、、、!」と声を上げた。
細い体は期待通りに柔らかく、心地よかった。
「俺は王族だぜ」
アーノルドが耳元で囁く。
リズが動きを止める。
侍女が王族相手に逆らえるはずはない。
立場を理解したと判断し、アーノルドはリズの体を軽く抱き上げた。
リズはまた小さく悲鳴を上げた。
そしてテラスから外へ出る。裏庭は綺麗に手入れされている。
そこで散歩をしつつ時間をつぶすことにした。
しばらくブラブラ歩いていると、ふと渡り廊下が目に入った。
向こうから侍女らしき少女が歩いてくるのが見える。
手に籠を抱えている。
アーノルドは渡り廊下の柱にもたれかかりつつ、その少女を観察した。
少女は自分の歩く先に人が居るのに気づき、足を止めた。
アーノルドはぼんやりとその姿を眺めていた。
亜麻色のお下げ髪。
それと同じ色の大きな瞳。そして白い肌。
彼女は男心をくすぐるのに充分なほど魅力的だった。
「やぁ」
アーノルドが声をかける。
少女は目を丸くして、「こんばんは、、、」と挨拶をした。
手に持っている籠を抱く手に力が入っているのが分かる。
警戒しているらしい。
「俺はコリスタン地方の王族で、アーノルドという、、、知っているか?」
まず身分を明かす。少女は驚いたような顔をして、「ど、どうも初めまして、、、リズと申します」と挨拶をした。
王族に対してわざわざ名前を名乗る侍女にアーノルドは少し笑った。
そして彼女に近寄る。
リズは近寄ってくるアーノルドを見てはいるが、動けずに固まっていた。
アーノルドの手がリズの腕を掴んで引き寄せた。
リズは驚いて小さな悲鳴をあげた。その拍子に手の籠を落としてしまう。
籠からはパンが転がり出てきた。
「退屈していたんだ。
少し相手をしてもらえるかな」
そう言いながらアーノルドはリズの腰を抱き寄せる。
リズは慌てて体をよじって逃げようとしながら、「やめてください、、、!」と声を上げた。
細い体は期待通りに柔らかく、心地よかった。
「俺は王族だぜ」
アーノルドが耳元で囁く。
リズが動きを止める。
侍女が王族相手に逆らえるはずはない。
立場を理解したと判断し、アーノルドはリズの体を軽く抱き上げた。
リズはまた小さく悲鳴を上げた。