グリンダムの王族
リズは後宮の1室に連れて行かれていた。
城から少し離れた場所にある宮殿の部屋で、リズが住んでいた家全部を合わせたくらいの広さがある。
白い床は綺麗に磨き上げられ、長椅子の置いてある場所には上等な敷物が敷いてある。
続き部屋の向こうは寝室になっており、天蓋のついた大きな寝台が置かれていた。
それを抜けて奥に進むと湯殿があった。
リズはそこへ連れて行かれると、侍女達の手によって服を脱がされ湯浴みさせられた。
おさげに結ってあった亜麻色の髪は下ろされ、薄手の生地の美しいドレスに着替えさせられる。
リズは自分に起きていることを未だ受け止められずに、
ただ呆然と侍女にされるがままになっていた。
「とてもお綺麗ですね」
侍女がリズを見てため息混じりに言った。
リズはそんな言葉にも、まるで反応できなかった。
ふと自分の首飾りに侍女の手が触れた。
付け替えようとしたらしい。リズは慌ててその手を止めると、「これは、、、外さないで下さい」とお願いした。
侍女は少し驚いたようだったが、「かしこまりました」と言って微笑んだ。
やがてラルフがリズの部屋を訪れた。
部屋に入ってきたラルフを見て、少女は怯えているように見えた。
部屋の真ん中に突っ立ったまま、ただじっとラルフを見て震えている。
ラルフはそんなリズを見て、意外そうに目を丸くした。
その表情は暗いが、想像していたよりもずっと綺麗な少女だった。
クリスがあっさり惚れてしまったのも分かる気がした。
侍女達は頭を下げて退出し、部屋には2人だけになった。
ラルフは少女にふっと微笑むと、「大丈夫だ。怖がらなくていい。何もする気はない」と声をかけた。
少女はその言葉に驚いたように目を見開いた。
「名前は?」
ラルフが聞いた。リズはまだ少し震えながら、「リズ、、、と申します、、、」と答えた。
その目には困惑が見えた。
城から少し離れた場所にある宮殿の部屋で、リズが住んでいた家全部を合わせたくらいの広さがある。
白い床は綺麗に磨き上げられ、長椅子の置いてある場所には上等な敷物が敷いてある。
続き部屋の向こうは寝室になっており、天蓋のついた大きな寝台が置かれていた。
それを抜けて奥に進むと湯殿があった。
リズはそこへ連れて行かれると、侍女達の手によって服を脱がされ湯浴みさせられた。
おさげに結ってあった亜麻色の髪は下ろされ、薄手の生地の美しいドレスに着替えさせられる。
リズは自分に起きていることを未だ受け止められずに、
ただ呆然と侍女にされるがままになっていた。
「とてもお綺麗ですね」
侍女がリズを見てため息混じりに言った。
リズはそんな言葉にも、まるで反応できなかった。
ふと自分の首飾りに侍女の手が触れた。
付け替えようとしたらしい。リズは慌ててその手を止めると、「これは、、、外さないで下さい」とお願いした。
侍女は少し驚いたようだったが、「かしこまりました」と言って微笑んだ。
やがてラルフがリズの部屋を訪れた。
部屋に入ってきたラルフを見て、少女は怯えているように見えた。
部屋の真ん中に突っ立ったまま、ただじっとラルフを見て震えている。
ラルフはそんなリズを見て、意外そうに目を丸くした。
その表情は暗いが、想像していたよりもずっと綺麗な少女だった。
クリスがあっさり惚れてしまったのも分かる気がした。
侍女達は頭を下げて退出し、部屋には2人だけになった。
ラルフは少女にふっと微笑むと、「大丈夫だ。怖がらなくていい。何もする気はない」と声をかけた。
少女はその言葉に驚いたように目を見開いた。
「名前は?」
ラルフが聞いた。リズはまだ少し震えながら、「リズ、、、と申します、、、」と答えた。
その目には困惑が見えた。