反射
フローリングの上の冷たく固いカーペットの上で寝転がり今日の事を考えてみた。
刺されて死んだと思ったら同じ場所で生き返っていた。利き手が逆で三人の腰抜に襲われて部屋に折りたくなるような女がいて・・・
・・・駄目だ全くまとめられない。寝よう。
─†─
昨日っていうか今日にすぐに寝いってしまった僕は黒川に起こされた。
「さあ、行くわよ」
黒川は引き出しから大きな鎌を取り出し掴む。瞬間それが消える。
「悪い、ツッコミ所はたくさんあるんだけどあんたはどこ行くんだよ。で、あの物騒な鎌はどこにやった?」
「そうだ、まだあなたにはわからないのか。まあ黙ってついてきてちょうだい。私は上手く説明出来ないから。次あんたって呼んだらきざむわよ」
「ちょっ、おま・・・黒川待ってよ!」
そんな事を言っている間に黒川は玄関を出ていた。