恋文~先生に贈る最後の言葉【完】
そして冬休みが明け1月15日
明日は私立の推薦という日でした。
この日先生は私に何も言いませんでしたね?
頑張れとか、応援の言葉を待っていたんですけどね。
でも1月16日
この日は私立の推薦でもありましたが、明日は国立の推薦という日でもありました。
この日私は明日の面接のために担任の先生のところに行こうとしていました。
でも、職員室の担任のところにいたのは担任ではなく先生でしたね?
よく考えたら担任のおかげでよく先生と話すことができました。
あの頃は恋のキューピットなんじゃと想ったこともあります。
そしてその日の会話の中で「○○俺に何か言うことない?」
と聞かれたことはっきり覚えています。
私は口ごもりながらも「あ、明日頑張ります」そう言ったんですよね。
そして「握手してください」って言って握手したのも憶えています。
そのあともすごく幸せでした。
担任がいなかったので進路担当の先生のところで話をしていたら
先生の椅子に座っていいよって言われて座ったんですよね。
あの時は本当に嬉しかったです。
そしてそのあともっと嬉しかったことがありました。
私が職員室から出る前に「何か○○にあげるもの」と言って本当にあげるもの探してましたね?
私はなんだか恥ずかしくなって「じゃあ書くものかしてください」そう言いましたね。
そして次の日その借りたシャーペンで作文を書いたんでしたね。