アリス部☆★
「え、そーなの??」

嫌って言ってるのに・・・?

「あぁ、この前なんて家のクローゼットにセーラー服が・・・。」

「そーーちゃぁん!!!!」

優木君は、怒りに達したのか奏真君のほっぺを引っ張る。

「嘘だからね、優ちゃん!」

あ、アハハ・・・・。

なんだか、楽しいクラスだねぇ。

これは、1年後の別れが辛くなりそうだな。

「いてーよ、涼!」

「そーちゃんが変なこと言うからーー!」

_ガラッ

先生が入ってきた。

「あれ、優木君?その格好・・・・。」

「・・・・・・・・。」

全員黙る。

「せ、先生これには深い訳があって!」

「そーいうことが趣味だったのね・・・・やっぱり。」

ドッとみんな笑いだした。

「せ、先生やっぱりってなんなんですかぁーー!」

_キーンコーンカーンコーン

「まぁ、この1時間はその格好で我慢しててください。」

「えええぇぇぇぇっ!」

「がんば、涼。」

「がんばってね、涼ちゃん☆」

「え・・・・えっと。」

言葉に出なかった。

「そ、そんなーーーー!」

みんな大爆笑。

その1時間は幸いにも先生が担当だったけど

優木君が思いっきりふくれてて。

そんなところを女子はウットリ見ていて。

奏真君はイヒヒヒ笑ってて

私と希美は色んな話をしてました♪

そして、あっという間にお昼になって。。。

今日は帰宅!

・・・・・と思ったんだけど。

「ねぇ、ちょっと寄り道でショッピングモール行かない?」

ショ、ショッピングモール!?




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