アリス部☆★
「うーん、ちょっと派手かもー。」

私は、目つぶり状態で分からない。

「少し、抑えるかー。」

「隊長、あと4分で完成してください!」

た、隊長って・・・・。

希美は、ノリがいいんだから。。。

「ごめんねー、もう少しだから。」

「あ、はいー。」

どうなっちゃうのかドキドキだった。

「あと・・・40秒!」

って、これなんの戦いになってるの?

「10・9・8・・・・・。」

ドキドキ_

「3・2・1・・・・。」

「終わりーーー!」

「せ、セーフ。」

「さ、行こう!」

希美が、私を引っ張る。

目を開けたが、鏡から離れてよく分からない。

「のぞみぃ、ちょっと見せてよぉー。」

「いや、見なくても十分可愛い!」

自分が見ないと不満だよー!

「いや、あと10分で行かないと完全遅刻だからw!」

私を自転車の後ろに乗せた。

「では、隊長!言ってまいります!」

とか言って・・・・。

「うむ、行け!」

とか希美のお姉ちゃんもノリノリ!

「あ、ありがとうございました!」

「まった来てねん♪」

そう言って私達は学校へと急いだ。

「ほんとに大丈夫?」

「うん、間に合えば!」

「そっちじゃなくて、メイク!」

・・・・はぁ。

「それは、バッチリ。優奈めたカワユだもん!」

と、ピースをした。

希美の言葉を私は信じた。

友達は信じるものだし!

深く考えるのが悪い。

しかも、希美のお姉ちゃんの店メイクショップだし!
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