私の彼氏はヴァイオリニスト?!
「……なんにも出てこないね……」
「うん…何にもこないね……」
「……………」
「……………」
沈黙のストリートを歩いていく。
「……あ、分かれ道…」
「どっち行こうか…」
「………」
「………」
「「どーちーらーにーしーよーうーかーn「ウワァァァァ!!!」
「「で、出たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」
***
「はぁ…はぁ…」
「ぜぇ…ぜぇ…」
一生懸命逃げてきた2人――――
「な、なんであそこに…」
「お化け屋敷ってそーゆーところだからだろ…」
「やだよもう出たいよもう!!」
「いや、もう少しだからそんなに…てかアレ…?」
「へ…?」
「ここどこ?」