蒼い太陽
「月族…」


ミシャが見えなくなった後、そうつぶやくとレガートを抱えた。


同時に肩に激痛が走り、アヤトはそこでようやく自分の肩の状況を見た。


痛みほど傷は深くないようだが、出血は収まっていない。


「後で、ダリアに治してもらわないと。」


痛みに耐えながら、レガートを運んでいくのだった。
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