メイド in LOVE


「良かったなー
借金とはすぐにおさらばだぜ?

まぁ、この世とも
おさらばかもしんねぇけどな」


がはは、と汚なく笑う男たち


もぅ逃げ場は無い。


あぁ、私は…
ここで終わってしまうの?






そう、諦めかけた瞬間……




「その汚い手をどけろ。」



力強い声が聞こえた。




「!?」


「なんだ、お前ぇ?」


「ソコで見ていれば、
だいたいの事情は分かった。

だが、お前らの態度は
女性に対する態度じゃない。」


突然現れた男性は
私の手を掴み
背中に庇ってくれた。



「はぁ?
お前には関係ないだろ?」


「それとも何だ?
お前が借金の肩代わりでも
してくれるのか?

お前、見たところ
相当な金持ちなんだろ?」

がははは、と
笑いだした男たち。


やっぱりこいつらは最悪だ。

私はまだうつむいたままなので
男性の姿が見えない。

私が借金付きの娘だとわかったら
きっとこの男性も私を
見捨てる。そうでしょう?



「………はぁ。
まぁ、それでも良いだろう。
肩代わりしてやる。

その代わり
金輪際、この娘と俺に
関わらないと誓え。」



「……………!」


男性は私の手を握る力を込めて
男たちにそう言い放った。

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