プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
「ありがとうございました。参考になりました」


翌週。原作本を返すために一樹のところに






「良かったよ。それで、言うの忘れてたけど、3学期に新入生歓迎会用のクラブ紹介のVTR撮るのに一回集まるからそれまでに見せてくれる?」
「分かりました」












「恋愛はいいんだよ。禁断ものじゃなければ」








何度も見たせいで『月明かりの恋』の原作だけが少し折れていた。





そこから、一樹はそんなことを言った。
< 83 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop