魔女のカウントダウン☆
『これでいいのかって、俺に何が出来んだよ。あいつは彼氏が好きなんだよ…』
窓の外に目を向ける。
歩夢ちゃんの車に荷物を積んでいるあいつが見えた。
『昨日、めるちゃんに訊いたんだよ。彼氏の事好きかって…そしたら、解らないって言ってた』
『解らない?』
『ああ…事情は良くは知らねーけど、幸せならあんな事、言わねーんじゃねーか?』
『知らねーよ、それは めるの問題だ』
『そりゃそうだ…』
雅彦は、そこまで言うと、俺の胸ぐらを掴んだ。
『じゃあ、訊くが、お前はどうなんだよ!めるちゃんの事、本気で、好きなんだろ?』
『だから…俺には…』
『だからだ? 俺にはだ? 何も出来ねーてか!? そうやって、また、一年 しんきくせー顔して悩むのかよ、大体 何もしてねーじゃねーか!?』
『なら、どうすりゃいいんだ!?』