魔女のカウントダウン☆
『何もしねーで、悩み続ける位なら、今年のカウントダウンに賭けろ!』
『カウントダウン?』
訳の解らない言葉に、唖然とする俺に、雅彦は胸元を掴んでいた手を外し…
『ちょっと、耳をかせ』
と、耳打ちをした。
その後で
『何の確証もねーし、意味の無い事かも知れねーけどな、どうせ諦めんなら…望みの1つでも、残して別れろよ』
そう言った。
目を見開いたまま、立ち尽くす俺
『おら、出発しちまったぞ! どうすんだよ!?』
雅彦は、窓から、顔を出し 外を眺める。
『追いかけるよ、追いかけて、めるに伝えてくる』
俺は、そう叫ぶと ドアを開き、走り出した。
『おい!ちょっと待て!!』
呼び止める雅彦の声
振り返ると
『お前、走って追いかけるつもりかよ』
雅彦はそう言いながら、車のキーを俺に投げた。