魔女のカウントダウン☆
『うふふ…実は、あれはね、わたしの作戦だったの…』
美紀ちゃんが、俺を見て笑う。
『あの時は、うじうじ悩んでる、このヘタレにどうやって、追いかけさせて、めるちゃんに伝えさせようか、悩んだぜ』
続けて、雅彦が笑った。
そうだ、あの時 雅彦は俺に
『彼氏と別れたら、もう一度、カウントダウンパーティーに来いと伝えろ』
と言ったのだ。
俺は、めるの乗っている車を停めさせて、その事を彼女に伝えた。
腹を決めろ!とめるに言ったのは、もしも めるがパーティーに来たら、もう…2度と、彼女を離すつもりは、無かったからだ。
めるは、訳が解らないと…
そんな約束は、忘れているかも知れないと…
俺がホストで、彼女がいる癖にと…
散々とわめいた。
俺も、つい彼女の言葉にカチンッときて、自分もお前の事なんか、忘れているかも知れないと言ってしまった。
『とにかく、約束だからな』
そう言い捨てて、車に乗り込む俺
確認したバックミラーの中で、めるは、泣いているように見えた。