魔女のカウントダウン☆
幸也には、彼女がいた。 それだけでも、ショックなのに…
5年って、もう…それだけで、彼女に勝ち目は無いって思ってしまう。
『幸ちゃんってね、遠距離で、あたしがめったに来れないのをいい事に、年に1回は浮気してるのよ。…その度にあたしは泣いて、それでも、好きだったから我慢して来たの…』
彼女は、幸也との今迄について語り始める。
あたしは、訊きたくなかったけど、扉を閉める事が出来なかった。
だって、彼女は、まるで少し前のあたしのようだったから…
あたしも…ずっと、文人に浮気され続けて、泣いてきた。
だから…彼女の気持ちが痛い程、解ったんだ。
『だけどね…』
彼女が再び口を開く
あたしは、彼女の切なげな横顔を見た。