魔女のカウントダウン☆
『める!気がついたのね 良かったあー!!』
目を開けると、涙ぐんでいる美紀の顔が見えた。
『める、大丈夫!?』
続いて、歩夢と加奈の顔も見える。
『あれ!?あたし、どうしちゃった?』
直ぐに、状況が掴めずに あたしは、3人に訊いた。
歩夢が、答える。
『どうしたって、覚えてないの? あんた、後ろから滑ってきた男とぶつかって気を失ってたのよ!』
『ぶつかった?』
『そうよ でも良かったわ〜 ケガが無くて・・』
歩夢の言葉に、先程 突進してきたスキーヤーの姿が浮かんだ。
(ああ、そうか あたし、それで気を失ってたんだ )
やっと、状況をのみこみ ゆっくりと身体を起こす。
白衣を着た医師が現れて、『軽い脳震盪をおこしただけだから、大丈夫ですよ』
そう言って、微笑んだ。
医務室から外に出ると、廊下に4人の男達の姿があった。
1人の男があたしに歩み寄った。
『あの、大丈夫でしたか?』
『へ?』
あたしが目を丸くさせていると
『はい、軽い脳震盪だけですみました』
歩夢が、変わりに答えた。
『そうですか… 良かった』
ほっとしたように胸を撫で下ろす男