先生と恋をしました!?
家に帰っても、
夜しか先生の電話が
やってこない。

「笑美!!」

ノック無しに入ってくる
人物は1人しかいない。

「もう。
ノックぐらいしろ!!」

「良いじゃないか?
双子だろう?」

剛志はいつもノックをせず、
ドアを開ける癖があり、
もし先生が来て・・・。

想像するだけで・・無理。

「何なのよ。」

「夏休み海でも行かないか?」

「海?
どっちでもいいや。」

「なんだ?
投げやりな態度。

分かった。先生と
上手くいっていないのか?」

「違う!!!
予定が決まっていないから、
寂しいだけ!!」

私と剛志が言い合いを
していると、
頭をゴツンと叩かれた。

「2人とも五月蝿い。」

「ママ・・・。」

殴ってきたのは
ママだった。

「笑美。
先生来ているわよ。」

私は慌てて玄関に行くと、
先生が立っていた。
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