君はまた僕を好きになる。


「ねぇ…敦史…」


玉ねぎを刻んでいる敦史に近づき何かを聞き出そうとしても

敦史は、「あっ、悪い。卵買うの忘れてた。

俺、ちょっとひとっ走りして買いに行ってくるわ」

と言うと、逃げるように部屋を出て行ってしまった。



「敦史の…バカ…」


何も…そこまで避けなくてもいいじゃない──…

一体、何をそんなに必死に隠しているの…?



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