君はまた僕を好きになる。

俺は、優香への想いを

このまま隠し通す事ができるのだろうか…


このままずっと─…


そう考えただけで
痛いぐらいに胸が締め付けられる



苦しい想いに


息をするだけで
こんなにも苦しいよ──…


ゆっくりと──手を伸ばして


隣りで小さな寝息をたてて、眠っている優香の髪に触れた──…


サラッと流れ落ちる優香の髪は



甘いシャンプーの香りがした──…




そのまま指にクルクルと巻きつけ放すと


クルンと綺麗な弧を描きながら落ちていった──…





その時──…




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