時計仕掛けの宝石箱
おまけに適当な方角に逃げ、風景などを覚えていなかったので、現在地が分からなくなる。

だが悠長に留まっているわけにはいかない。


‥ペタペタ、ビタビダ‥!!



確実に迫りくる敵から逃れようとして、響也は‥窓の外を見た。

そして瞬時に蜜羽をおぶり、化け物が曲ってくるであろう角に目を向け―








窓を一気に開け放ち、飛び降りた。








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