時計仕掛けの宝石箱
だがその事実が逆に、熱く煮え滾る(ニエタギル)響也の脳内に冷えた思考を流し込んできた。



(‥このままこうしていたら、俺も蜜羽も終わり。

‥まだ、諦めるわけにはいかない!!)



ここまでくると、自分も狂気の極致に達したんじゃないかと響也は自虐的に思った。



「ギィア"アァア"ア"アアァ"!!」



積み重ねた思考が、一瞬で打ち消される。

その人の断末魔にも似た声は‥。






‥響也達の真後ろから飛んできた。






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