時計仕掛けの宝石箱
目を逸らせないのは、離したら危険だと警笛が煩いから。

蛇に睨まれた蛙であろうとも、ここまで滑稽に固まる事は出来ないと蜜羽は思った。

彼女はふいに視線を右の虚空に投げ出した。



刹那、






ヒュカッ!!!!

「ギ!!‥ゥエェアアァイィィ‥!!」

煌めく物体がエディリーンの手から放たれ、一拍の間の後に気味の悪い奇声。

咄嗟にそちらを見据え、蜜羽は悪寒を感じた。
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