我ら地球防衛中学生!!


「高度5メートル到達、これ以上は下がれんで。」


 おう、てか、そこまで下がれたのか。


 バカなことばかり言ってる割に、しっかり仕事はしてくれるな。


「斉藤、今うちのこと、『アホなこと言ってる割に、顔はやけに可愛いな』とか思ったろ?」


 うん、やっぱりバカだ。


「あぁ、思ったよ。カタパルトハッチ開け。雅、発射台に固定。」


「了解ですわ。雅、カタパルトハッチ移動」


『えぇ~マジで?今日はやめようよ。』


「今日やらなくちゃいつやるんだよ!いいから、配置につけ!」


『えぇ~』


 あぁ、頭痛い。


 艦長ってホント頭痛い。


 てか、今さらだけど・・・・。


 なんで、このメンバーでSクラスを組もうと思ったんだよ!!!


「雅カタパルト固定。いつでも射出できますわ。」


「了解、速度落とせ。」


「もう、ギリギリまで落としてるよん。いつでもOKやで。」


『美並のバカぁ~!』


「え?・・・祐太にバカ呼ばれた・・・」


「気にするな。美並。祐太、速度上げても、射出はするからな。高速射出は危険だぞ。」


 といっても、去年までのシュミレーション授業の結果を見る限り、コイツなら平気でやってのけそうだけどな・・・。


 何で、本番になった途端ここまでもろくなるんだろ?


 もしかして、顔もソックリ、同性同名の別人とか、そういうオチじゃないだろうな?


『雄二の鬼~!』


 コイツ、涙流してるぞ。本気か?


< 33 / 119 >

この作品をシェア

pagetop