一途な恋
私は何でか分かんないけど居ないことを願って聞いたんだ・・・・・


「俺全然女なれしてないよ???
 まぁ大事な彼女ならいるけどねぇ♪」


なんだ・・・彼女居たんだ。。。
なんで胸が痛いんだろぉ?


『やっぱり彼女いたんだ♪
 じゃぁ、もし彼女がこの現場見てたら誤解しちゃうよ?』


「なんで?」


なんでって・・・・・気付かないの?


『自分の彼氏が知らない女の子と2人で歩いてるの見たら誰だって誤解するでしょ。』


「そぉなの???」


もしかして翔クンって・・・・バカじゃないよね???


『そぉゆうもんなのっ、女の子ってもんはっっ!!!!!
 だから、これからは気をつけなよ?』


「分かった♪ありがとね、葵ちゃん」



「ちょっと、葵っっ!!!
 翔とどこ行ってたのよぉ???」


『あぁ、ゴメンネ華奈。
 翔クン飲み物奢ってもらってたんだぁ♪』


「もぉ、翔にはちゃんとした彼女がいるんだからねっ!」


『大丈夫、好きにはならないから
 それより、翔クンの彼女ってどんな人なの?可愛い?』


「ちょっと興味わいてるじゃん((笑
 翔の彼女は詩織って言って、可愛い子だよ♪
 まぁ~葵のほうが可愛いけどね☆」


『はいはい、写メとかないの?』


「あるよぉ、うちが前に隠し撮りしたやつ。
 詩織の寝顔ぉ~♪」


・・・・・これが翔クンの彼女。。。
確かに写メで見た彼女さんは可愛いというより美人な人だった・・・・・




今考えてみれば、この夏祭りから私の恋は始まっていたんだね。。。
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