びいだま

力なくだらんと落とした私の携帯からあんなさんの声が聞こえるけど、



私は目の前のテレビで映し出される事故の映像から目が離せずに・・・・・



「果歩、かしてっ」



そんな私の手から携帯を取り上げてコマキがあんなさんとなにかしゃべってる。


その様子を私はそれこそ「他人事」のような気分でぼんやりと見つめた。



だって、


違うもん。


これは、夢だから。


ユウが、いなくなるなんて・・・・そんなこと、あるわけがないから。


絶対にありえないから。



だから・・・・・




< 306 / 486 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop