究極のメソード
「死神ってば変なとこに細かいんですよ。

私にタイムカードまで作ったんですよ
信じられます?


そんで
お前は時給2000円で
セミナーで教祖役をやるのだ!


ふはははははあ!


だって。


あいつ絶対馬鹿ですよ。


そんな感じで
私の教祖のバイトが始まったんですけど

最初は嫌で嫌でしょうがなかったんです」


狭い病室の中
さとみの声だけが静かに聞こえる。


ふと渡辺を見ると
奴は黙って窓から雲を見つめていた。
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