初恋ドロップ


「そうみたいやね・・・」

嘘だろ・・・
そんなことあるのか?


だけど、母親の行動を考えれば・・・



俺が母親を良く言った時
好きでいいと言った時

紗裕の嬉しそうな顔が頭に浮かんだ。



もし、会いに行って自分が虐待されてたなんて知ったら・・・


「紗裕はいいね・・・」


風間の声が屋上に静かに響いた。


「は?何言ってんだ。」


「だって、浅野君に市原。
みんな紗裕の心配ばっかりやん?
こんなに心配してもらえるんならうちやって捨てられた・・・っ?!」


風間の言葉に無意識に振り上げた右腕。

風間の頬に当たる寸前で止めた。



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