ヤンキー様と秘密の恋愛♪
「だよね!私頑張るよ!!」
私はそう言って煉の頬にキスしようとした。
ぺしっ
!?
何かで頭を叩かれた。
「宿題もできねぇくせに中間頑張るとか言ってんな~。いちゃつく前に勉強しろよ」
出た、坂上!!
「別に、私と煉がいちゃついても先生に迷惑かけませんよね?」
私は坂上を睨みながら言った。
「生徒の頭レベルが低いのは迷惑につながるんだが?」
ふっと笑う坂上。
この笑い顔、何回見てもムカつく!!
「私、そんなに頭悪くないです!」
煉から降りて、腕を組む。
「ほぉ?1学期の期末の数学の点数…言ってやろうか?」
「な…っ!!」
同じく腕を組む坂上。
悔しいけど、余裕オーラが漂っている。