甘い蜜



「服見にきた」

「お前の?」

「今日はこっち」


グイッと俺の後ろに隠れていた麻理亜を引っ張り出した。
突然現れた少女に秀司は目を見開く。


「珍しいな。」

「普通の部屋着とか後は麻理亜の好きなものを何着か」

「オーケー」


秀司は頷く。
この店は、主にブランドものを扱っている。しかし、ブランドものばかりは嫌だと秀司は自分で店を改造し、服もプロデュースし、色んな服を置くようになった。


俺も服はほとんどここでしか買わない。


「……麻理亜ちゃん、でいいのかな?」

「はい……」


畏まる麻理亜。なんか面白い。


< 52 / 458 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop