甘い蜜
「服見にきた」
「お前の?」
「今日はこっち」
グイッと俺の後ろに隠れていた麻理亜を引っ張り出した。
突然現れた少女に秀司は目を見開く。
「珍しいな。」
「普通の部屋着とか後は麻理亜の好きなものを何着か」
「オーケー」
秀司は頷く。
この店は、主にブランドものを扱っている。しかし、ブランドものばかりは嫌だと秀司は自分で店を改造し、服もプロデュースし、色んな服を置くようになった。
俺も服はほとんどここでしか買わない。
「……麻理亜ちゃん、でいいのかな?」
「はい……」
畏まる麻理亜。なんか面白い。