病んでるあの子に愛されて。
4時30分。

再び俺はあの子にあった場所に向かって歩いていた。

早く学校終わりすぎたー。
まだ絶対いないよなー。



「あ、勇太君ー」

ってあれ普通にいましたヨー。

「早いなーいつ来た?」

「3時間前!!!」

「ははは冗談キツイぞ♪」

「冗談じゃないよ」

あんまり真顔で言うので俺は思わず息を呑んだ。

「は?…え。まじ?」

「うん」

「なんで?」

「いてもたってもいられなくて…へへ」

と照れたように笑う彼女。

かーわーいーい!!

…でも3時間はやりすぎだよな。

真実なのかは知らないが…。



まっいっか!!


「どっか行くかー」

「うん!!」


俺らは近くにあるファーストフード店へと歩きだした。

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