計算できない恋愛



「恭子さん、有難うございます!笹田先輩、今日の放課後教えてもらっても構いませんか?」



キラキラ輝く笑顔で笹田に話し掛ける王子。



・・・あれっ?



本当に数学の問題が聞きたかっただけなの?



いや、もしかしたら実は笹田に気があって私に近付こうとした・・・?



いやいや、それは無いよ



・・・じゃあやっぱり数学が分からなかっただけか



それならちゃんと教えてあげれば良かったかな?



ううん



そんなことしたらあのエイリアン達にやられちゃうし!



笹田はさ、何か、また別の意味でエイリアンだしさ、お互い良い戦いが出来ると思うよ。



グッジョブ笹田。



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