黒き手が…
「そうね。じゃ、鍵開けるから」
アキは門の鍵を開け、二人を招き入れた。
そして校庭の隅にあるプレハブ小屋に行く。
ここは元は外の体育で使う物が置かれていた。
だが近年、校舎の近くに新しいプレハブ小屋ができ、そちらに物も移動した。
今では何も無い。
「ここで何するってーの?」
「だからぁ、肝試し的なこと?」
アキはクスクス笑いながら、引き戸に手をかけた。
それはあっさりと開いた。
「…何でカギかけてないの?」
「元からよ。それにもうすぐ壊す予定だから、カギかける必要も無いでしょ?」
アキは門の鍵を開け、二人を招き入れた。
そして校庭の隅にあるプレハブ小屋に行く。
ここは元は外の体育で使う物が置かれていた。
だが近年、校舎の近くに新しいプレハブ小屋ができ、そちらに物も移動した。
今では何も無い。
「ここで何するってーの?」
「だからぁ、肝試し的なこと?」
アキはクスクス笑いながら、引き戸に手をかけた。
それはあっさりと開いた。
「…何でカギかけてないの?」
「元からよ。それにもうすぐ壊す予定だから、カギかける必要も無いでしょ?」