冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~
ツバキとスイレンは、道に倒れている立宮景を見つけた。
頭から血を流している。
「おい、大丈夫かよ!」
ツバキが必死に声をかける。
「ちょっとごめんね?」
スイレンが遠慮がちに立宮景の頭をハンカチで押さえた。
「いっ…………!!」
立宮景がうめく。
「あんたに何がおきたか知らないけど、最近暴れすぎなんじゃない?
あんたには家業ってもんがあるでしょ?
頭冷やせば。」
ツバキは立宮の最近の悩みが弟だと聞いていた。
だいたいの予想もしていた。
だから、こんな状況でも、冷静でいられたんだと思った。
今度はスイレンが口を開く。
「もう、こりたんじゃない?
そうでしょ、立宮景くん。」
「名前………なんで?」
立宮景が聞いた
「そりゃ、名前くらい覚えてるよ。」
スイレンは、立宮景に向かって、ニコッと微笑んだ。