冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~
立宮は、学校の外で、我が家に連絡をした。
「あぁ、親父?確かノボルって、遊良に入りたがってたよな?うん。いい?絶対入れるな。うん。じゃ。」
立宮は携帯を閉じると、ふぅと息をはいた。
「喧嘩できねーなんて、親のすねかじりと言われてもしょうがねぇよな……」
立宮はゆっくりと、倒れる青の間を歩き、体育館に向かった。
「…菅原くん?」
どうしてこいつが……あぁ、そうだ。景の奴のせいだな…