冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~



「菅原くん!」

「立宮先生……
頼む!ミズを助けてやって欲しいんだ!
跳び箱の影にいるはずなんだ。学校の外に出してやってくれ!」



これも、なにもかも景が引き起こしたことだと思うと、胸が痛んだ。
すねかじりができることは、これしかない。

「わかった!
菅原くんも、早く来なさい!」





そうして立宮は走った。




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