玩具。

2人っきりの隠れ家デート 結胡ver.

「ちょっ、ちょっと先輩!!!どこに行くんですか??!」

私は必死に音楽室に帰ろうと手を払おうとするけど、男の力には勝てなかった。

「大丈夫♪楽しい所に連れて行ってあげるからさ。」

あっという間に昇降口に着いた。

「じゃあ、靴履いて門で待ってて!すぐ行くから!」

「え、あ、はい・・・・。」

先輩はそういい残すと、自分の自転車を取りに言った。
そろそろ5分くらいかな?

「遅くなってごめん!!よしっじゃあ後ろに乗って!!」

「え・・・・・・・・?」

「ほら!遅くなるから早く!!」

先輩が無理やり腕を引っ張って、私を自転車の後ろに乗せた。

「ちょっちょっと先輩!危ないっ!!」

「大丈夫大丈夫♪」

そう言うと先輩と私を乗せた自転車は走り出した_________
< 17 / 19 >

この作品をシェア

pagetop