金魚玉の壊しかた



私の手が覆面頭巾をつかむ。



「魚の名前は、『亜鳥』にした」



ずるり、と剥ぎ取った頭巾の下から現れた、

金の髪、
緑色の瞳、
白い肌、

異国の風貌のその男は、



「Ainm alainn.──美しい名だ」



そう言って、悲しそうに笑った。
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