この恋だけ、
『すみません。なんか、しばらく入院みたいで…』


なんか、入院してよかったかな。学校にいるとすっごい疲れるし…。


キャラ作りで。


『そんなに悪いのか?』


『…それが、お母さんは検査だって言ってるんですけど、まだ医者に直接話を聞いてないんですよ。』


あ、そういえば診察とかしてないな…。


『そうか。じゃあいつ退院か分からないか…。』


坂本がすごいしょんぼりした顔をしている。


そんなに心配か…


『そんな心配しなくても、多分すぐ退院できますよ!みんなにも、元気だって伝えてください。』


『そうだよな、じゃあ待ってるぞ!俺の事、先生って呼んでくれるのお前くらいだから寂しいけど…』


まぁ、坂本はみんなから友達感覚で接せられてるから…


あだ名は確か…


『はい、さかもっちゃんも頑張って下さい!』


『あ!?高屋敷まで…』


『冗談です。また来てくださいね、先生。』


坂本は、嬉しそうに笑うと、私に大量のプリントを預けて帰って行った。
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