オフィスレディの裏の顔
その後の私のお正月は・・・ずっと家に引きこもって寝ていた。不思議なことに、よっちは実家に帰ってから一度も連絡をくれなかった。そういえば・・・よっちは元カノを実家に連れて帰ったことがあると言っていたけど、なぜ私は連れてってくれないんだろう・・・そんなことを考えていた。でも私からもあえて連絡をしなかった。用事もないのに何を話せばいいのか、メールをすればいいのかよくわからなかった。付き合うってどういうこと?みんなどんな会話をしているんだろ?暇な時間が私の脳にいろんな疑問をもたらした。そして振り返って考えると、今まで何か用事があるときを除けば私からよっちに連絡をしたことがほとんどないことに気付いた。いつも、用がないときでも、よっちから電話やメールをしてくれていた。だから、私にはますますわからなくなっていた。
「今日何してたの?」
「見て!この写真。きれいでしょ?」
こんな風に何気ない会話、なんでもない日常の写メを送りあってコミュニケーションをとるカップルのシーンをテレビドラマでよく見る。本当にみんなこんな感じなの?今日は雲ひとつない青空だよ、なんて空の写真を送ったりするの?そういう純粋さは私には吐き気をもよおすだけだった。連絡がこないなら私もしない。それが私の恋愛ルールだった。とその時、1通のメールが届いた。
「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします。」
短い文章だった。
「マナブ・・・」
私は切ない気持ちになった。元彼に私との今年はないはずなのに、精一杯期待をこめて私に送信してきたんだと思うと本当に切ない気持ちになった
「今日何してたの?」
「見て!この写真。きれいでしょ?」
こんな風に何気ない会話、なんでもない日常の写メを送りあってコミュニケーションをとるカップルのシーンをテレビドラマでよく見る。本当にみんなこんな感じなの?今日は雲ひとつない青空だよ、なんて空の写真を送ったりするの?そういう純粋さは私には吐き気をもよおすだけだった。連絡がこないなら私もしない。それが私の恋愛ルールだった。とその時、1通のメールが届いた。
「あけましておめでとう。今年もよろしくお願いします。」
短い文章だった。
「マナブ・・・」
私は切ない気持ちになった。元彼に私との今年はないはずなのに、精一杯期待をこめて私に送信してきたんだと思うと本当に切ない気持ちになった